虫歯は、かぜなどの病気と違い自然には治りません。
治癒したとしても治療の跡は残ってしまうのです。

痛くなった時には、治療が大変だったり、手遅れになってしまうことが多い。

(解らないうちに進行していく)
 

治療したとしても治療の跡は残ってしまうものです。
(カゼなどの病気とは違う)
●口の中の状態は、
A いつも湿潤しています
B 上下・左右の咬合圧がかかります
C 温度差のある食べ物や飲み物を常に取っています(4℃〜60℃)
それらによって歯とそれに詰めたものが、取れたりする原因となります。
 
 

虫歯は、上から見ると小さくても、表面のエナメル質の下の象牙質では広がっています。
エナメル質は、人間の体の中で、最も硬い組織なのに比べて象牙質は、やわらかく、浸食を受けやすいからです。(う蝕円錐)

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歯垢(しこう)
歯の汚れです。染色剤を使用して簡単に、見つけることができます。

食べ物・飲み物
  (糖分)
歯垢(デンタル・プラーク)を、ブラッシングやフロッシングして、 取り 除くことによって防げます。

歯質(ししつ)
フッ素を歯の表面に塗ったり、シーラント(ピンクや白のプラスチック)を歯の溝に流すことによって虫歯を防ぎます。

A 小児のハミガキの方法として、スクラッビング法をお薦めします。
  それは、毛先でヨコに磨く方法です。
  年齢に応じて0→8歳までは、寝かせ磨きをしてあげます。
 (8歳〜12歳までは、お母さんが仕上げ磨きをしてあげます。)
  8歳からは、徐々に自分で磨けるようにします。

 
   

B 朝・昼は自分で磨かせ、うがいもしっかりさせてあげてください。
  寝る前は時間をかけて仕上げ磨きをしてあげます。
  歯ブラシのあとに、デンタルフロスで歯のすき間の汚れを取りましょう。
  ●デンタルフロスは歯ブラシのグリップの端の穴に通して結んでおく。

 
   
   

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子どものからだは目を見張るばかりに急成長していきますが、おなかはまだ小さいので、一度にたくさんは食べられません。
ですから、大人と同じ三度の食事だけでは、おなかが減ってしいます。
そこでおやつ(間食≠甘食)が必要となるわけです。

● 理想的なおやつは、サンドイッチ・ホットケーキ・ふかしいもなど、
  あまり砂糖を使用していない、手作りのものがよいでしょう。
● 砂糖、水あめが入ったあめ、ガム・チョコレートなどは、できるだけ避けましょう。
  どうしても欲しがる場合は、キシリトール(虫歯になりにくい合成甘味料)などを使用したお菓子をおすすめします。
● 一日中だらだら食べていると、虫歯のリスクは高まります。
  できるだけおやつの時間を決めましょう。
  たとえば、幼児期は午前10時と午後3時、もう少し大きいお子さんは午後3時だけ、など。

 
 
歯の質が強いか弱いかは、個人差があります。
フッ素やシーラントを塗布することで歯の質を強くし、虫歯になりにくくします。
 
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